2004年3月31日刊行
A5判195頁
頒価2,000円
本号は、一つの特集、院生論文、研究ノートを収録しており、盛りだくさんの一冊となっています。特集「社会学のフロンティアと応用領域」は6本の寄稿論文から成ります。これらの諸論考は、現代社会の諸現象と社会学理論の最前線とが交差する地点、つまり応用分野にかかわる議論を提示しています。
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈『社会学雑誌』審査要項〉
〈論文題目〉
2005年3月31日刊行
A5判163頁
頒価2,000円
本号は、一つの特集、院生論文、研究ノートを収録しており、盛りだくさんの一冊となっています。特集「国境を超える移動とエスニシティ」では、海外調査のカウンターパートとして研究を支援して下さっている四人の先生方、イブ・デロワ教授、プリーチャ・クウィンパン教授、劉明基教授、李路路教授にご寄稿頂きました。
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈審査要項〉
〈論文題目(卒論・修論)〉
2006年3月31日刊行
A5判329頁
頒価2,300円
本号は、三つの特集、院生論文、研究ノートを収録しており、盛りだくさんの一冊となっています。特集1「災害文化を探る」は、阪神・淡路大震災の記憶と経験を次の世代にどのように伝えていくかを考えるために、災害の歴史を振り返り、防災・減災に関して蓄積された経験と知恵を「災害文化」として見直していくという課題を探究しようというものです。特集2「市民メディアと多文化共生」は、阪神大震災の直後、被災した在日韓国・朝鮮人、ベトナム人向けにそれぞれ韓国・朝鮮語、ベトナム語で災害情報を長田区鷹取からラジオ放送したことを発端として、地域社会に根ざした多言語放送局として発展している「FMわいわい」の活動を軸に、ドイツ、韓国、カナダの進んだ事例を紹介し検討するというものです。特集3「ふたたび市民社会を考える」は、阪神大震災が起こった年が‘‘ボランティア元年’’と呼ばれるようになってから10年経った現在、被災地に多様に展開している市民団体の多くが「市民社会をつくる」というテーマを掲げて活動していることを実践的基点とし、〈国家と市民社会〉という社会科学のキーワードがグローバル化のなかで見直しを迫られていることや、アジアにおいて「市民社会」をどのように考えるかを考察しようとするものです。
特集1 災害文化を探る
特集2 市民メディアと多文化共生
特集3 ふたたび市民社会を考える
〈論文題目(卒論・修論・博論)〉
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈審査要項〉
2007年3月31日刊行
A5判186頁
頒価2000円
本号は岩崎教授の定年退職記念号です。特集「文化とコミュニティの現代社会学」は、先生の幅広いご研究を可能な限り網羅するものと考え採用しました。今回は、先生のご研究生活における長年のお仲間である鰺坂学教授に特別寄稿をいただきました。
2005年度社会調査演習報告
〈論文題目〈博論〉〉
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈審査要項〉
2008年3月31日刊行
A5判316頁
頒価2,000円
今日、高等教育は様々な問題に直面し、従来とは異なる困難な状況に置かれている。例えば日本においては、大学全入時代を迎えての入学生の定員割れ、大学院修了後のオーバードクターの問題などを、すぐに想起される具体的な例として挙げることができよう。高等教育が大きな変容期にあるというのは日本に限られたことではなく、各国それぞれの置かれている状況に応じて具体的な問題の事例の現われ方は異なるにしても、他の多くの国々においてもまた見出されることである。そうした普遍的な困難さの基本的な枠組みは、「大衆化」と「卓越化」という、ある意味で二律背反的な課題に、同時に対処することが求められるというところに見出すことができる。こうした状況の中、「事前統制から事後評価へ」という言葉に象徴的に示されるような自由化を推進する方向性が政策として進められ、各国、また各大学は、競争的な環境にますます置かれつつある。
2006年度社会調査演習報告
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈審査要項〉
2009年9月30日刊行
A5判192頁
頒価2,000円
今号の特集「家の現在」では、変化が著しいと言われて久しい家族について、何が変化し、何が変化していないのかを考えるひとつの手だてとして、家という視点から四本の論文をご寄稿いただいた。いずれの論文も現在の調査結果をもとに議論が深められており、過去の問題としてではなく、現在のアクチュアルな問題として家が捉えられている。〔…〕戦後と一口にいっても60年以上が経過し、二世代、三世代と経てきた現在、その変化の内実は、直系家族制(家)の存続か、そこから夫婦家族制への移行かのどちらか一方が正しいという単純なものではなく、右のふたつの事態が同時に進行し、いろいろな矛盾や葛藤を抱えながら今日に至っているのではないだろうか。しかし、1970年代以降、家族社会学では…夫婦家族をおもな分析対象としてきたため、家的側面についての分析が弱くなった。そのため、家を継承するという態度そのものが希薄になったのか、それとも家は縦承しつつ、夫婦家族が増えたのか、だれが、どのように、どのタイミングで家を継承するのかなど、直系家族の内実はもちろんのこと、祖先観やお墓の継承など家族の家的側面の研究が十分に行われてこなかった。本特集では、戦後の家族変動の忘れられた側面を深化させることをねらいとし、厳密な実証データに基づいた論考をご準備いただいた。
〈論文題目〉
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈審査要項〉
2011年12月31日刊行
A5判160頁
頒価2,000円
本合併号の特集は、「社会学における古典と現代との対話」である。この場合の「対話」には、つぎの二つの含意がある。第一は、「社会学における古典と現代」との対話、つまり社会学上の古典的文献と現代的文献との対話ということである。しかし第二には、「社会学における古典」と現代との対話、つまり、社会学上の古典的文献と、現代「社会」との対話ということでもある。本特集は、三つの論文より成る。それぞれに、右の二つの課題に充分に応えられる若手研究者の手になるものであり、事実、各論文は、見事にその課題に応答するものである。しかし何をもって社会学上の「古典」とするのかは、論者によって異なるであろう。それがまた「現代」において古典というものがそもそも置かれている位置でもあることが、本特集全体の基底にある問題意識をもなしている。
〈論文題目〉
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈審査要項〉
2012年3月31日刊行
A5判201頁
頒価2,000円
本号の特集「東アジアにおける宗教と家族・地域」には、全部で6名の先生方にご寄稿いただきました。多様な宗教をもつ東アジアのなかの各社会において、家族や地域を中心とする人々の生活のなかに、宗教・信仰やその儀礼がどのようなかたちで根づいているのか、そしてそれらはどのように変容してきたかについて論じたものです。このように横断的な研究の取り組みは社会学分野では従来あまりなかったので、価値のある特集であると自負しています。
リアルとバーチャルを上手に使って、人生を豊かに!(小野 初美)
大学運営と寄付金のはなし(松田 篤洋)
フランスに魅せられて(三谷 紗也香)
〈学位論文題目〉
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈審査要項〉
2013年3月31日刊行
A5判257頁
頒価2,000円
30号は「佐々木衛教授退職記念号」です。特別に、佐々木先生のご研究上の長年のお仲間である園田茂人教授からご寄稿いただきました。
〈学位論文題目〉
〈研究室便り〉
〈編集後記〉
〈審査要項〉
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